現代は、なかなか給料が上がっていかない時代です。そのため、自分でスキルアップをして給与アップにつなげたり、転職してより給与が高い職場へ移る必要があります。
資格を取得して、次のステージに進もうと考えている人も多いのではないでしょうか。資格といえばユーキャンが有名ですが、中には、ユーキャンで資格を取っても役に立たないのではないかと不安を抱いている人がいるかもしれません。
こんな方におすすめの記事です!
・ユーキャンで資格取っても意味ないならやめておきたい
・ユーキャンでどの資格が仕事に活かしやすいのか知りたい
実際はどうなのでしょうか。この記事では、ユーキャンの資格は本当に使えないのかについて徹底検証していきます。
- ユーキャンの資格が使えないと言われる原因
- ユーキャンの資格が無駄にならないための方法
- ユーキャンで仕事や就職に役立つ資格
- 履歴書への記入方法
ユーキャンの資格は使えないって本当?
近年は、資格を取得する人が増えてきました。少しでも就職や転職活動が有利になるように、資格取得を目指している人も多いようです。
資格を取得するための講座は、いくつかありますが、その中でもユーキャンは有名です。しかし、一部では、ユーキャンの資格は使えないという話もあります。果たして本当にユーキャンの資格は使えないのでしょうか。
今回は、 ユーキャンの資格は使えないという意見について、本当はどうなのかを検証していきます。
「ユーキャンの資格は使えない」という声
「ユーキャンの資格は使えない」という声を聞いたことはありませんか?
ネットの中には、ユーキャンの資格は使えないといったユーキャンに対して批判的な意見がありました。
実際にTwitter上で挙がっている意見を読んでみると、なぜ「ユーキャンの資格が使えない」という声が上がっているのか分かると思います。
ネット上の口コミでは、ユーキャンの資格は使えないという意見がいくつか挙がっています。
確かに、ユーキャンの資格の中には、何時間か講習を受ければすぐに取得できる資格もあります。それに、資格だけ保有していても、実務経験が無いと職にはつけない場合もあります。
しかし、ネットの情報だけを鵜呑みにして、ユーキャンの資格は使えないと決めつけるのは危険です。本当に使えないのか、立ち止まって考えることが必要です。
ユーキャンの資格が使えないと言われる原因
なぜ、ユーキャンの資格が使えないと言われているのでしょうか。
たいていの場合は、ユーキャン側に原因があるのではなく、ユーキャンの資格を使いこなせていない取得者側に原因があります。
それでは、取得者側にどのような原因があるのでしょうか。ここでは、ユーキャンの資格が使えないと言われる原因をいくつか紹介します。
- 民間資格について理解できていない
- 資格取得後に活用するイメージができていない
- 資格を取得して満足してしまう人が多い
- 資格は取れても実践的な知識が伴わない
民間資格について理解できていない
資格には、国家資格と民間資格があります。
国家資格とは、官庁や国が認定する資格のことです。それに対して、民間資格とは、企業や民間団体が認定する資格のことです。
国家資格の方が就職には断然有利です。民間資格の中には、就職や転職にそこまで有利にならない資格もあります。
そのような民間資格の特徴を理解していないと、せっかく資格を取得したのに役に立たない、意味が無いという気持ちになってしまうのです。
資格取得後に活用するイメージができていない
資格取得後に、資格をどのように活用するのかイメージできていない人がいます。
資格を取得するのがゴールになってしまい、取得した後、その資格を活かして何をしたいのか、日常生活の中で、資格をどのように活用するのかといったことがイメージできていないのです。
イメージできていないと、せっかく資格を取得しても、何をすれば良いのか分からず、結局仕事や日常生活で何も変わらないということになってしまいます。
資格を取得して満足してしまう人が多い
資格を取得して満足してしまう人が多いのも現実です。一生懸命勉強して、資格試験に合格すれば、確かに満足感を得られるでしょう。
しかし、資格取得がゴールではありません。取得した資格を活かして、仕事や趣味、日常生活をより充実させることが重要です。資格を取得して満足してしまうと、それで終わってしまい、結局日常生活は、何も変わらず、資格を取得したのに使えないという事態になってしまいます。
資格は取れても実践的な知識が伴わない
資格を取得できても、実践的な知識が伴わないという人も多いです。資格試験の勉強は、あくまでも資格を取るための試験勉強であって、その知識が実践で活かせるとは限りません。
もちろん試験勉強で得られる知識の中には、実践の中で活かせる知識はあります。しかし、机の上での勉強だけでは、実践で必要な知識を完璧に習得することは難しいでしょう。
資格試験で得た知識を、実際の現場では、どのように活用できるのかを意識しながら勉強することが大切です。
ユーキャンの資格が無駄にならないための方法
せっかくユーキャンで資格を取得したのですから、その資格を活かして、仕事や日常生活をより良いものにしていきたいですよね。資格を無駄にせず、上手に活用することが大切です。
では、ユーキャンの資格を無駄にしないためには、どのようにすれば良いのでしょうか。ここでは、ユーキャンの資格が無駄にならないための方法をいくつか紹介します。
資格取得後のキャリアをイメージしておく
まずは、資格取得後のキャリアをイメージしておくことです。
資格を取得したあと、あなたがどのようなキャリアを歩むか、資格を仕事の中でどのように活かしていくのか、こういったことをイメージしておきましょう。
イメージができれば、資格取得の目的が明確になり、資格試験の勉強にも身が入ります。取得後も、資格を無駄にすることなく、イメージした内容を形にすることができるでしょう。
資格取得だけの勉強だけでなくそれに付属する知識もつける
資格試験合格のためには、試験で出る知識を重点的に学習することが大切です。
しかし、資格取得だけの勉強では、実践で活かせない可能性もあります。資格試験は、どうしても試験のための勉強になってしまいますが、それでは実際の現場では活かせないということも起こり得るのです。
ユーキャンの資格をしっかりと活かすためにも、資格取得だけの勉強だけでなく、それに関連する知識を身につけてください。
ユーキャンの資格取得で後悔しないために
せっかくユーキャンの資格を取得したのに、ユーキャンの資格は使えないとか、取っても無駄だったと思ってほしくありません。
残念ながら後悔する人がいるかもしれませんが、ユーキャンの資格取得では、後悔しないためには、資格を取る前に、いくつかやっておくことがあります。
ここでは、ユーキャンの資格取得で後悔しないための方法を紹介します。
他の資格取得スクールとも比較する
他の資格取得スクールとも比較をすることは重要です。
ユーキャンと他の資格取得スクールでは、料金体系や受講方法など、異なる点がいくつかあるでしょう。できるだけ多くの資格取得スクールの資料を取り寄せて、どれが自分に合うか、しっかりと考えて選んでください。
最初からユーキャン一択ではなく、他の資格取得スクールとも比較をすることで、後悔せずに済みます。自分に合ったスクールを選びましょう。
本当に必要な資格に絞って取る
資格の中には、今の自分にとって不要な資格もいくつかあります。本当に今の自分に必要な資格に絞って取得することが重要です。
それによって勉強時間を削減することができますし、スクールにかかる費用も節約することができます。
まずは、取得を考えている資格の内容や活かし方を調べて、どの資格が今の自分にとって必要なのか、じっくりと吟味することから始めましょう。本当に必要な資格に絞ることで、効率的に試験勉強を進められます。
ユーキャンで仕事や就職に役立つ資格は?
資格の中には、取得すれば就職や転職で有利になったり、仕事で給与アップにつながる資格があります。せっかく資格を取るなら、仕事や就職に役立つ資格を取得したいですよね。
ユーキャンでは、仕事や就職に役立つ資格も取得することができます。どのような資格があるのか、ここではいくつか紹介します。
医療事務・調剤薬局事務
3~4ヶ月間
医療事務と調剤薬局事務は、医療機関や薬局での受付や会計、医療報酬明細書の作成などの仕事で活かせる資格です。医療機関を縁の下で支える大事な仕事です。
女性に人気が高い資格で、景気に左右されにくい強みがあります。
また、日本全国にあるため、引越しをしても、すぐに再就職先を見つけやすいというメリットがあります。医療事務、調剤薬局事務の資格は、医療機関や薬局の受付で働くのに、有利な資格です。
行政書士
6ヶ月間
行政書士は、弁護士や司法書士と同様、法律を扱う専門資格です。官公署に提出する書類を作成して提出したり、身近な法律家として、地域で法律相談に乗ったり、仕事は多岐に渡ります。
行政書士の資格を取得すれば、行政書士事務所に就職するのに有利ですし、独立開業することもできます。
また、法律的な専門知識を持っていることの証明になるため、民間企業や役所で、就職や転職をする際に有利に働く資格となります。
ファイナンシャルプランナー(FP)
6ヶ月間
ファイナンシャルプランナーは、税金や保険、年金に関して幅広い知識を持ち、ライフプラン設計を行うお金の専門家です。
ファイナンシャルプランナーの資格を取得すれば、金融機関への就職や転職に有利になり、またそれ以外の民間企業でも活かせる資格です。独立開業することも可能で、家族や知人からも、お金について相談を受けることになるかもしれません。
3級、2級、1級とありますが、通常は3級から取得することになります。1年に3回試験があるため、資格取得のチャンスが多いです。
宅地建物取引士(宅建士)
6ヶ月間
宅地建物取引士は、不動産の売買や賃貸の仲介で必要不可欠な資格となります。不動産業界に就職、あるいは転職する際は圧倒的に有利になる資格です。
不動産業界では、宅地建物取引士を事業所に一定数以上配置する必要があるため、宅地建物取引士の資格を保有していれば、重宝されます。資格手当がある企業も多いです。
年齢、学歴、実務経験の条件がないため、誰でも努力すれば、取得できる資格となります。
ユーキャンの資格の履歴書への書き方
ユーキャンで資格を取得したなら、その資格を履歴書へ書いて、就職や転職活動を有利に進めたいですよね。
もしかしたら、ユーキャンで取得した資格を履歴書へ記載しても大丈夫なのだろうかと、書くことを躊躇している人がいるかもしれません。
基本的には、ユーキャンで取った資格は、履歴書に記載しても問題ありません。国家資格でも民間資格でも、就職や転職でアピールできる資格は、積極的に書くことをオススメします。
履歴書へ書く時の注意点
基本的には、ユーキャンで取った資格は、履歴書に記載しても大丈夫ですが、注意点はあります。まず、民間資格の場合は、資格名だけだと分かりづらいので、どこの団体が認定しているのかも併記するのが良いでしょう。
あまりにも仕事とかけ離れ、趣味に特化した資格は、記載を避けた方良い場合があります。採用担当者に、「ふざけている」という印象を抱かれるためです。できるだけ仕事と関係性が高い資格を書くのが良いでしょう。
ユーキャンの資格に関する疑問に回答
ここまでユーキャンの資格について、説明をしてきました。ユーキャンの資格は使えないという意見もありますが、実際は保有者の心がけ次第で、資格をうまく活用することができるということが分かってもらえたと思います。
それでもユーキャンの資格に関して、疑問点を抱いている方がいるかもしれません。ここでは、ユーキャンの資格に関する疑問にお答えします。
- ユーキャンで取れる国家資格は何がある?
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ファイナンシャルプランナーや宅地建物取引士、保育士など、ユーキャンで取れる国家資格はいくつかあります。また法律系の資格では、行政書士、社会保険労務士があります。
資格によって難易度は異なりますが、衛生管理者や危険物取扱者といった資格は、難易度が低く、取りやすいです。
一方、司法書士や気象予報士、社会保険労務士といった資格は難易度が高く、しっかりと勉強時間を確保して臨まなければ取得できません。
- 仕事に活かしにく資格は?
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法律、ビジネス関係や医療関係の資格は仕事に活かしやすいですが、ライフスタイルの充実を目的とした資格は、趣味の場面で使えますが、仕事には活かしにくいと思います。
例えば、お掃除スペシャリストや美肌スペシャリスト、愛犬飼育スペシャリストといった資格は、日常生活の充実にはつながりますが、仕事には活かしにくいでしょう。その他、食分野でのスポーツ栄養プランナーや野菜スペシャリスト、発酵食品ソムリエといった資格も仕事では活かしにくいと思います。
【まとめ】資格を取得しどう活かしたいのかイメージすることが大切
いかがでしたでしょうか。ユーキャンの資格は使えないという意見に対して、本当はそうではないということを説明してきました。
資格を取得さえすれば、すぐに仕事や就職に有利になるというわけではありません。資格を活かしてどのようにキャリアを歩むのか、そのことを1人1人が考えて資格を取得することが重要です。
もし、資格を取ろうか迷っている人は、ぜひその資格を使って、何がしたいのかを今一度考えてみてください。
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