中小企業診断士とは、中小企業に対して経営における課題を診断したり、アドバイスを行う専門家です。日本国内に会社として登録されている企業は400万社以上ありますが、そのうち99.7%が中小企業として登録されています。
したがって中小企業診断士は日本国内にあるほとんどの企業に対して問題定義やアドバイスができる資格といえます。本記事ではスタディングの受講講座のひとつ、中小企業診断士講座について、詳しく解説します。
- スタディング中小企業診断士のおすすめのコースがわかる!
- スタディング中小企業診断士を受講した人の声
- スタディング中小企業診断士のそれぞれのコースの特徴
- スタディング中小企業診断士のメリット・デメリット
スタディング中小企業診断士講座の3つのコース【おすすめは?】
スタディングの中小企業診断士講座は全部で3つのコースに分かれています。自分の学ぶスタイルに合わせて最適なコースを選ぶことが効率よく中小企業診断士の勉強をするためのコツです。
とはいえ、各コースでどのようなことが学べるか分からなければ適切なコースを選ぶことができません。スタディング中小企業診断士で設けられている3つのコースは以下の通りです。
- ミニマム
- スタンダード
- コンプリート
ミニマム・スタンダート・コンプリートでそれぞれ学べる科目が異なっていて、受講費用にも差があります。それぞれのコースでどのようなことが学べるのかが一目で分かるように比較表を作成しました。
表を見る限り、ミニマムコースでは問題集がかなり少なくなっているといった印象です。問題集が必要かそうでないかで選ぶコースが大きく変わるのではないでしょうか。
教材 | ミニマム コース | スタンダード コース | コンプリート コース |
---|---|---|---|
合格戦略講座 | 〇 | 〇 | 〇 |
簿記入門講座 | × | 〇 | 〇 |
1次基礎講座 | 〇 | 〇 | 〇 |
講座 実戦フォローアップ | 〇 | 〇 | 〇 |
スマート問題集 | × | 〇 | 〇 |
過去問セレクト講座 | × | 〇 | 〇 |
1次試験年度別過去問題集 | × | 〇 | 〇 |
直前対策講座 | × | × | 〇 |
合格模試 | × | × | 〇 |
2次合格メソッド講座 | 〇 | 〇 | 〇 |
2次試験 事例Ⅳ演習講座 | 〇 | 〇 | 〇 |
2次基礎講座 | 〇 | 〇 | 〇 |
2次試験過去問題集 | 〇 | 〇 | 〇 |
学習Q&Aサービスの利用(チケット制) | 〇 | 〇 | 〇 |
Q&Aチケット | × | 計5枚 | 計10枚 |
受講費用 | 48,400円 | 53,900円 | 69,300円 |
1次2次合格コース【ミニマム】
- ミニマムコースをおすすめできる人は居ない
- 過去問が無いのは致命的
- 問題集を別に購入するとスタンダードコースよりも高くついてしまう
比較表の項目で少し触れたとおり、ミニマムコースでは過去問題集がほとんど付属しません。資格を取得するにはとにかく過去問を解いて試験の問題に慣れることがとても重要です。基礎的な知識が完璧ならば過去問題集は必要ありませんが、中小企業診断士の資格を取ろうとしている人で中小企業診断士の基礎知識が完璧な人は居ないでしょう。
問題集だけ別に買えばよいのではと思うかもしれませんが、中小企業診断士の問題集を一通り揃えようとすると20,000円近くします。ミニマムコースと過去問を別々に購入すると逆に高くついてしまうので、受講料を安くすることもできません。
1次2次合格コース【スタンダード】
- 中小企業診断士の資格を取得したいと考えているすべての人たち
- 最短距離で中小企業診断士の資格を取得したい人
スタンダードコースは中小企業診断士の資格を取得しようと考えている人たち全員におすすめできるコースです。最初に紹介したミニマムコースとスタンダードコースとの違いは、「スマート問題集」「過去問セレクト講座」「1次試験年度別過去問題集」がミニマムコースにはありません。
繰り返しになりますが、資格を取得するために過去問を繰り返し解きまくることは必須です。問題集が一通りそろっているスタンダードコースならば、中小企業診断士のための勉強は過不足なくおこなえるでしょう。
直前対策講座と合格模試は個別に購入可能で、両方必要だと思うならばコンプリートコースを選んだほうがコストパフォーマンスが良いですが、よほどのことが無い限り合格模試のみで十分です。
1次2次合格コース【コンプリート】
- 確実に中小企業診断士の資格を取得したい人
- スタディングのすべての講義を受講したい人
コンプリートコースはスタディングで受講できる講義をすべて受けることができるコースです。
とはいえ、しっかりと勉強していればほとんどの人はスタンダードコースで十分なので、コンプリートコースは少々オーバースペック過ぎる内容です。スタンダードコースに2つの教材追加とQ&Aチケットが倍になっただけで15,000円以上価格がアップするのはコストパフォーマンス的にもあまりおすすめできません。
スタディング中小企業診断士講座の特徴
中小企業診断士を学べる講座を開設している企業はスタディング以外にもいくつかあります。コース別の特徴を知ることも重要ですが、スタディング中小企業診断士講座そのものの特徴についても把握しておかなければ、満足のいく講義を受けることは難しいです。
スタディング中小企業診断士講座の特徴をまとめると以下のようになります。
- 受講費用が安い
- スキマ時間に学習できる
- 徹底研究された効率的なカリキュラム
- 続けやすい
- 自分の目的や知識に合わせて選べるコース展開
- AIによる効率的な学習サポート
特徴①スタディング中小企業診断士の講座は受講費用が安い
スタディング中小企業診断士講座の受講費用は先ほどおすすめした「スタンダードコース」で53,800円です。他社の中小企業診断士講座だと受講費用がトータルで100,000円以上になるのが当たり前なので、単純に相場の半額程度の費用で資格を取得するための受講ができます。
特徴②スキマ時間を活用し学習できる
スタディングの講座はスキマ時間を用いて学習できるような工夫が施されています。例えばビデオ講座はスマホ画面で見やすいような文字サイズや画面になるように配慮されており、通勤時間や仕事の休憩時間、外出中などちょっとした空き時間を使って気軽に勉強できます。
講義動画の時間も1つが数分~長くても30分程度になっていて、効率よく学べるように要点のみをまとめられています。まとまった時間がなかなか取れないといった人でも十分資格を取得できるような内容になっているのは受講者にとって大きなメリットです。
特徴③短期間で合格した人のメソッドを徹底研究し作られた効率的なカリキュラム
スタディング中小企業診断士講座の内容は、短期間で国家試験に合格した人たちがどのような勉強をしていたのかを分析して作成されています。ただ過去問などを詰め合わせただけではなく、常にどのように勉強すれば最短距離で合格できるのかを日々研究し、徹底的に無駄を削ぎ落しているからこそスキマ時間でも十分勉強できるような内容となっているのです。
特徴④受講生の約95%が続けやすさを実感
スタディングの中小企業診断士講座は、スマホまたはタブレットを持っていて、数十分の時間さえ確保できれば、いつでもどこでもビデオ講義を視聴して勉強できます。中小企業診断士の資格を取ろうとしている人は、大部分がすでに就職を終えて働きながら勉強しています。
直接教室に通って講義を受けるような学び方だと休日くらいしか時間が確保できないため、思うように勉強が進まず、モチベーションを保つことがとても難しいです。しかしスキマ時間に要点だけを学べるスタディングは社会人でも学びやすいシステムが確立しています。
特徴⑤知識や目的に合わせて選べるコース
スタディングでは3つのコースが設けられており、それぞれカリキュラムが異なります。受講前に持っている知識や目的に応じて受講方法が選べるというのもスタディングの特徴といえるでしょう。
ただし、各コースの特徴でも詳しく解説した通り、ミニマムコースは問題種がほとんど無いためおすすめできませんし、コンプリートコースも教材の数が多すぎるため無理に受講しなくても問題ないです。基本的にはスタンダードコースで学習し、総仕上げとして重要な教材である「合格模試」のみを追加で購入すれば十分でしょう。
特徴⑥AIによる効率的な学習サポート
スタディングでは講師から直接抗議を受けることができますが、AIを用いての学習補助システムも確立させているのも大きな特徴です。受講者の授業の理解度や模試の結果などを反映し、受講生個々の学習計画を作成する「AI学習プラン」、現在の実力をリアルタイムで確認できる「AI実力スコア」というサポート機能があります。
これらの結果を見ることで自分はどの項目をより学ばなければならないのか、合格にどれくらい近づいているのかを視覚的なデータで知ることができ、より効率的に勉強できるのもスタディングが続けやすいといわれている理由の一つです。
スタディング中小企業診断士講座の合格実績
スタディングの中小企業診断士講座は普段仕事で忙しい社会人でもスキマ時間に学ぶことができ、続けやすいカリキュラムになっていることが分かりました。しかしいくら授業が続けやすくても、その授業を受けて実際に中小企業診断士の資格を取得している人が1人も居なければ無意味です。
スタディングの公式サイトによると、2023年に中小企業診断士の試験に合格し、資格を取得したのは5,521人でした。受験者は18,621人で、合格者は全体の29.6%となっています。
仮にこの178名がスタディングにおける合格者の全数だったとすると、合格者全数におけるスタディング受講者の割合は約3.32%となります。分母が分からないので受講者に限定しての合格率は分かりませんが、スタディング中小企業診断士を受講して実際に資格を取得している人たちが存在するのは紛れもない事実です。
スタディング中小企業診断士講座の良い口コミ・評判
スタディングの中小企業診断士講座を受講するかどうかを決めるには、実際に受講した人たちがどのような評価を下しているかをチェックするのが一番です。公式サイトにはより多くの受講者を獲得しようと良い事ばかりが書かれているものですが、受講者からの口コミは忖度ない生の声なのでかなり信頼できます。
実際に受講した人たちから寄せられた良い口コミは以下の通りです。
- スキマ時間の学習で合格できた
- AIにより効率的に学習できる
- カリキュラムや教材が充実している
- スタディングのみの学習で一発合格
- 合格お祝い金がもらえる
【良い口コミ・評判①】スキマ時間の学習で合格できた
スキマ時間に効率よく勉強できることを 高く評価している人が非常に多かったです。スタディングの中小企業診断士講座は、ビデオ講義が数分~30分程度になっているなど、日常のちょっとした時間で勉強できるような工夫が随所になされています。
スマホやタブレットさえ持っていればどこでも受講できるので、着実に合格に近づけます。
出産を挟みさらに勉強時間の確保が難しくなりましたが、育児の合間にも細々と勉強を続けて2年で合格できたのはスタディングのおかげです。(以下略)
スタディング公式HP
投稿者は妊娠中に中小企業診断士講座を受講し始め、受講中に出産も経験しています。出産して1年目は夜中でも起きて世話をしなければならず、教室に通っての受講だとまず続けることはできないでしょう。
スキマ時間に勉強できるスタディングのお陰で妊娠中、子育てといった過酷な状況のなかでも2年間コツコツと勉強を続け、投稿者は見事に資格を取得しました。子供が生まれると出費が増えますが、中小企業診断士の資格を活用すれば乗り切ることができるでしょう。
【良い口コミ・評判②】AIにより効率的に学習できる
スタディングの特徴でも紹介した、AI学習を高く評価している口コミも多く見られました。スタディングではAIを活用して受講者が現在合格するためにはどのような勉強をすれば良いかを視覚的に示してくれます。
その結果、どの分野の勉強に力を入れれば良いかを具体的に知ることができるため、少ない時間でも効果的な勉強ができるのです。
1次はスタディングのAI 診断を信じて習熟度が上がるのを励みにしました。2次は月間の目標時間を科目毎設定し、Excelで時間入力し消化率を表示しました。あとは診断士なりたての方のブログ等で合格後のイメージをふくらませるようにしました。
スタディング公式HPより一部抜粋
投稿者は1次試験の勉強でAIを最大限に活用しています。AI診断では自分が中小企業診断士の知識をどの程度身に着けているのか、どの分野での理解度が低いのかを数値で示してくれます。
習熟度が上昇していくのを見ると、自分の勉強法はまちがっていなかったと自信が付き、モチベーション上昇に繋がります。
【良い口コミ・評判③】カリキュラムや教材が充実している
カリキュラムや教材が充実しているという投稿も見られました。スタディングではどれだけ時間が無い人でも中小企業診断士の勉強ができるように、教材やカリキュラムを工夫しています。
短いものだと数分で終わるビデオ講義は通勤時間などを使って勉強が可能ですし、問題集も豊富です。スタディングの教材をフル活用すれば、特に追加で教材を購入する必要はありません。
1次試験については電車通勤時間にAI復習機能をひたすらこなし、苦手意識を潰していくことを心がけてました。テキストや問題集も豊富なので1次を確実に通るための勉強はスタディングだけで十分可能だと思います。
スタディング公式HPより一部抜粋
投稿者は普段は仕事をしているため、まとまって勉強する時間がなかなか確保できない環境ですが、通勤途中にAIを活用して自分の苦手な科目を分析、苦手科目を集中的に勉強することを心がけたことが合格に繋がったとコメントしています。
テキストや問題集の充実ぶりについても高い評価をしていて、1次試験を合格するならばスタディングだけで十分だと断言しています。合格者からこのようなコメントが出ているのは、スタディングの講義を受けようか迷っている人にとっては魅力を感じる評価といえるでしょう。
【良い口コミ・評判④】スタディングのみの学習で一発合格
中小企業診断士の試験に合格した人の中には、スタディングの勉強だけで一発合格できたという口コミも見られました。本人の努力ももちろん一発合格に大きく影響したと思われますが、教材が優れていなければ合格率3割の試験に一発合格するのはほぼ不可能でしょう。
投稿者は2022年8月の1次試験合格を目指して、2021年7月からスタディングの中小企業診断士講座を活用しての勉強を開始しています。勉強法には得意科目をひたすら伸ばす方法と、苦手科目を無くす方法とがあります。
投稿者は後者の苦手科目を無くす勉強法を選択、苦手科目でも60点を取るという目標を立て、それに向けて勉強した結果、予定通り2022年8月に一発合格を達成しています。AI診断を活用すればリアルタイムで苦手科目の理解度をチェックできるのも目標達成に大きく貢献したのではないでしょうか。
【良い口コミ・評判⑤】合格お祝い金がもらえる
このようなキャンペーンは実際に実施されないといったトラブルも多いのですが、スタディングで合格した人は実際にお祝い金を受け取っているらしく、口コミでもお祝い金が入金されていたという口コミが投稿されていました。
投稿者は中小企業診断士試験に合格したのち、スタディングから合格祝い金1万円 が入金されていたことをX(旧Twitter)で報告しています。
合格お祝い金なので、当然中小企業診断士の資格を取得しなければ受け取ることはできないものの、実質受講料から1万円引きになると考えると、スタディングのリーズナブルさがより際立ちます。
投稿者はすでに3,000円分を何かに使ってしまったようですが、まだ7,000円残っており、大事に使うとツイートしています。
スタディングの中小企業診断士講座の悪い口コミ・評判
スタディングには好意的な口コミやコメントが多数投稿されていますが、どのようなコンテンツも利用者全員を満足させることは不可能です。スタディングにおいても例外ではなく、中にはスタディングに対して批判的な口コミやツイートを投稿している利用者も存在します。
- 通信講座なのでモチベーションを保つのが辛い
- スキマ時間を活用できる分なかなかやる気がおきない
- 内容が物足りない
【悪い口コミ・評判①】通信講座なのでモチベーションを保つのが辛い
批判的な口コミの中のひとつに、モチベーションを保つのがしんどいという投稿を一定数見かけます。
スタディングの中小企業診断士講座は通信教育であり、強制的に勉強をする必要はなく、自分の自由な時間に勉強できます。ところが、自分がやりたいときに勉強できるというシステムは逆に仇となっているようです。
投稿者はスタディングが通信講座で自主的に勉強しなければならないシステムに対して、モチベーションを保つのが辛いとコメントしています。
人間は1人1人性格が違い、自由に勉強できるほうがモチベーションが保ちやすいという人もいれば、投稿者のように誰かと一緒に頑張ったり、応援してもらわないと続かないという人もいるでしょう。
【悪い口コミ・評判②】スキマ時間を活用できる分なかなかやる気がおきない
いつでもできるからこそ、後回しにしてしまってやる気が起きないという口コミも見られました。スキマ時間に勉強できるのは利用者にとって取り組みやすいシステムになっていることは間違いありません。
しかし、いつでもできるからこそ、「今じゃなくても良い」といった思考が働いてしまうのもまた事実です。
いつでもできるからこそ、今勉強しなければという気持ちにならず、後回しにしてしまうことでなかなか勉強が捗らなかったと評価していました。
【悪い口コミ・評判③】内容が物足りない
スタディングの教材は非常に充実しているという良い口コミがある一方で、スタディングの教材だけでは合格するには足りないという評価を下している口コミも見受けられました。人それぞれ理解度には大きな開きが出てくるので、教材の内容に批判的な口コミが出るのは自然なことです。
投稿者は1次試験に関してはスタディングの教材がとても充実していると高く評価したうえで、2次試験についてはスタディングの教材だけでは内容が足りないと感じ、「ふぞろいな合格答案」という別教材を実費で購入しています。スタディングのすべてを批判しているわけではなく、2次試験に限定して内容が物足りないとコメントしていることがポイントです。
この判断が出来たのは、スタディングの1次試験用の資料が優れたものであるからでしょう。中小企業診断士についての理解度が深まっていなければ、教材の内容が不十分だと判断することは不可能です。
スタディングの中小企業診断士講座のメリット・おすすめの理由
ここまで紹介してきたスタディング中小企業診断士講座の特徴や良い口コミを踏まえて、改めて他の中小企業診断士講座と比較して感じられるスタディング中小企業診断士講座のメリットを厳選して紹介します。
これから紹介するメリットを見て魅力的に感じたのであれば、スタディング中小企業診断士講座の資料請求を検討してみてはどうでしょうか。
- 受講費用が安い
- 1講座の時間が短く学習しやすい
- 効率よく学習記憶を定着できる
- AI実力スコア判定で習熟度が可視化できる
メリット①受講費用が安い
スタディングの中小企業診断士講座を他の中小企業診断士講座と比べて感じる最大のメリットが受講費用の安さではないでしょうか。実際にスタディング以外が実施している中小企業診断士講座の受講費用を見てもらえば分かりますが、ほとんどが100,000円以上です。
中小企業診断士講座を受講して試験に挑み、合格すれば年収アップの大きな武器にはなりますが、100,000円以上の出費と考えるとやはり躊躇してしまいます。スタディングの中小企業診断士講座は最もおすすめできるスタンダードコースが53,900円となっており、一般的な費用相場のほぼ半分です。
メリット②1講座の時間が短く学習しやすい
スタディングの中小企業診断士講座は、普段仕事で忙しい社会人でも負担なく勉強できるような体制が整えられています。勉強はビデオ講義が主体となっていますが、ビデオ1本の再生時間は短いもので数分、長いものでも30分程度とコンパクトです。
この時間であれば通勤中の車内や、就業時の昼休みにでも十分視聴できます。また、動画は再生速度を0.5倍〜3倍まで設定できるのも注目すべきポイントです。話の内容が聞き取れるのであれば再生速度を早めることでより効率よく学ぶ事ができます。
メリット③効率よく学習記憶を定着できる
スタディングでは短期間で資格を取得した人たちの勉強法を分析しており、その結果をカリキュラムや教材に反映させています。したがってスタディングの中小企業診断士講座を使って勉強すれば自然に短期間で資格を取得した人たちの勉強法を実践している事になります。
その結果、無駄な勉強を一切する事なく、効率的に勉強したことを定着させる事が可能です。反復して勉強できる問題集が豊富なのも学習を定着させやすくなっている要因のひとつと言えるでしょう。
ただし最も低価格のミニマムコースでは問題集がほとんど省かれているためおすすめしません。
メリット④AI実力スコア判定で習熟度が可視化できる
スタディング中小企業診断士講座ではAIを用いた学力判定を実施しています。定期的に学力の判定結果が知らされるのではなく、いつでも自分でリアルタイムに習熟度を判定してもらえるため、現時点で自分は中小企業診断士の資格取得にどこまで近づいているのかを知る事ができます。
それだけではなく科目別の習熟度も教えてもらえるので、特に習熟度が低い分野に絞って集中的に勉強する事で苦手を早めに克服できるでしょう。習熟度が高まっている事が分かればモチベーション向上に繋がるというメリットも得られます。
スタディングの中小企業診断士講座のデメリット
世の中のあらゆるコンテンツやサービスにはメリットだけではなく、デメリットも必ず存在します。中小企業診断士の資格取得の勉強をするのに非常に優れた教材であるスタディングの中小企業診断士講座ですが、残念ながら万人向けではありません。
スタディング中小企業診断士講座の特徴を踏まえて考えられるデメリットは以下の2点です。このデメリットが気になるのであれば、他の勉強法を検討したほうが良いでしょう。
- スマホのデータ通信量に注意が必要
- 紙のテキストが用意されていない
デメリット①スマホのデータ通信量に注意が必要
スタディング中小企業診断士講座の授業や勉強は、全てインターネット上で済ませる事ができます。ノートや教材を持ち歩く必要がないのは大きなメリットですが、データ通信量には注意しなければなりません。
特にビデオ講義は動画配信となっているので、Wi-Fiが効いていないところで視聴するとかなりデータ量を消費します。
デメリット②紙のテキストが用意されていない
スタディングの中小企業診断士講座では基本的に紙のテキストは用意されていません。紙のテキストは場所を取るものの、これまで学んだ事の見直しがやりやすいといった、紙のテキストならではのメリットもあります。
WEB上の資料だと復習をする時に手順を踏まなければならず、煩わしさを感じてしまいます。
スタディングの中小企業診断士講座はこんな人におすすめ
- 忙しくスキマ時間を学習時間に充てたい人
- 費用を抑えて資格をとりたい人
- 自分でスケジュールを管理できる人
スタディングの中小企業診断士講座は、自主的に勉強のスケジュールを立て、その通りに実行できる人におすすめできる内容となっています。というよりも、自分で勉強しないとカリキュラムを進める事ができません。
空いた時間にコツコツ物事を進めていける人にとっては、個々のビデオ講義の時間が短く設定されていることもあり、モチベーションを維持しつつ勉強できるでしょう。ただし、Wi-Fiが効いていないところでビデオ講義を視聴すると、データをかなり消費するため、データ残量には注意しなければなりません。
中小企業診断士の資格を極力ローコストで取得したいと考えている人にもスタディングの中小企業診断士講座はおすすめです。中小企業診断士講座の相場は100,000円ですが、スタディングならほぼ半額で資格取得に必要な知識を得られます。
スタディングの中小企業診断士講座の受講をおすすめできない人
- 学習モチベーションを継続できない人
- 対面で講師に直接質問したい人
中小企業診断士の資格を取得するためのモチベーションを自分だけでは保てない人にはスタディングの受講をおすすめできません。受講費用がリーズナブルなのは、教材を届けた後は受講生に自分で合格までのスケジュールを立ててもらい、自ら率先して勉強するようなシステムになっているからです。
自分だけでモチベーションを保てない人は、最初は意欲的に勉強に励みますが、数ヶ月もしないうちに資格取得の勉強は後回しになってしまうでしょう。学習するモチベーションを自分だけでは維持できない人は、スクールタイプの中小企業診断士講座をおすすめします。
また、疑問に感じた事があっても基本的には講師に質問できません。質問するには有料のQ&Aチケットが必要です(過去の質問内容は無料で閲覧可能)。
講師と直接話をしながら学びたいという人もスタディングではなく、スクール方式の中小企業診断士講座を受講したほうが良いでしょう。
スタディングの中小企業診断士講座をお得に受講する方法
スタディングは他の中小企業診断士講座と比べてリーズナブルなのがセールスポイントですが、さらにお得に受講する方法がいくつかあります。中には条件が厳しいものもありますが、具体的に条件を解説するのでチャレンジできそうなものがあれば実践してみてください。
スタディングの中小企業診断士講座をお得に受講する方法は以下の3通りです。
- 無料登録する
- キャンペーンを利用する
- 教育訓練給付制度を利用する
①無料登録で3つの特典をGET
スタディングの中小企業診断士講座では、無料登録する事でお得な3つの特典を受けられます。ひとつ目は「1次2次合格コース」の受講をお試しで視聴できるという特典で、申し込みをする前にどのように勉強を進めていくのかを体験できます。
2つ目の特典は「試験に合格するための短期勉強法」という講義ビデオの視聴です。通信講座が初体験という人でもこのビデオを見ればどのように勉強すれば良いかが分かります。
3つ目の特典は「加速合格法」という名前のPDFファイルの配布です。内容の詳細は不明ですが、これも本格的に受講する際に役立つ内容となっているはずです。
②スタディングのキャンペーンを利用する
スタディングの中小企業診断士講座では「Wライセンスキャンペーン」を実施しています。簡単に説明すると、スタディングで何かしらの講座を受講した、または受講している人が同じくスタディングで別の資格を受講した場合、割引価格が適用されます。
③教育訓練給付制度を利用する
- 在職中で雇用保険の一般被保険者
- 退職してから1年以内で雇用保険の一般保健者だった人
現在働いていて、雇用保険の一般保険に加入している人か、退職して1年以内で就職中に雇用保険の一般保険に加入していた人は「教育訓練制度」が適用されます。教育訓練制度が適用されると、ハローワークから受講料の20%が支給されるので、よりリーズナブルにスタディングの講義を受ける事ができます。
スタディングの中小企業診断士講座には無料講座あり!
スタディングでは各講座ごとに無料講座を設けています。無料講座の申し込み手順は以下の通りです。
- 無料講座登録ページにアクセス
- メールアドレスと任意のパスワードを入力
- 受けたい講座を選択
- 「ご利用規約と個人情報の取り扱いに同意する」をチェックして送信ボタンをクリック
中小企業診断士講座でも同じく無料講座が受講できるようになっており、お金を一切払わずに本番さながらの授業を聞くことが可能です。
いきなりお金を払って受講するのではなく、まずはお試しで無料講座を受け、自分の学ぶスタイルに合っているかを分析してから受講するかを検討すると良いでしょう。
スタディングの中小企業診断士講座に関する気になる質問
最後にスタディングの中小企業診断士講座を受講しようとしている人から、特に多く寄せられる3つの質問に関しての回答を紹介します。以下の質問に該当しない疑問点があれば、公式サイトで質問してみてください。
- 中小企業診断士講座の合格までにかかる学習時間は?
-
内容の理解度によって学習時間は大きく変わりますが、およそ800時間〜1,000時間と言われています。1年で取得しようと思えば毎日2〜3時間の学習時間を確保しなければなりません。
- ぶっちゃけおすすめのコースはどれ?
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最もおすすめのコースは「スタンダードコース」です。
- 有効な勉強法として知られる学習マップとは?
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学習マップとは、中心に最終目標(中小企業診断士であれば資格取得)を書き、そこから枝葉が分かれるようにそれを達成するために必要な事を記載していって1つの図にする手法です。自分が達成している事や必要な事が一目で分かるため、自主的に勉強する際のツールとして注目してされています。
【まとめ】スキマ時間を有効活用するならスタディングがおすすめ!
中小企業診断士を取得したいという強い意志があり、尚且つちょっとしたスキマ時間でも自主的に勉強に取り組めるという人であれば、中小企業診断士講座はスタディングを全力でおすすめします。
スタディングの中小企業診断士講座は数分〜最大30分と短い時間で講義ビデオがまとめられている上に倍速再生も可能です。
普段会社の仕事に追われてまとまった勉強時間が確保できないという人でも、スタディングのカリキュラムなら無理なく中小企業診断士の知識を身につける事ができるでしょう。
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