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スタディング税理士講座は受からない?合格者の声からメリット・デメリットなど総合的に調査

スタディング税理士講座は受からない

税理士の資格を取得するための勉強法としてスタディングの税理士講座は非常に有名で、テレビコマーシャルも頻繁に放送されています。ところがネットに投稿された口コミを見ると、「スタディングの税理士講座を受講しても合格できなかった」といった投稿も見受けられます。

結論から述べるとスタディングの税理士講座でしっかりと勉強すれば受からないということはありません。本記事ではなぜスタディングの税理士講座を受講しても受からないといわれているのかを解説し、受講をおすすめする人についても紹介します。

この記事でわかること
  • スタディングの税理士講座で本当に合格できるのか
  • スタディングで合格した人の声
  • スタディングの受講がオススメの人
  • スタディングでの学習に向かない人

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目次

スタディングで税理士試験は受からない?合格率・合格実績を解説

スタディング税理士講座はオンライン講座という性質上、受講者全員の合格・不合格を把握できないため実績を公表していません。

その代わりスタディング公式サイトで税理士講座を受講して合格した人たちの合格者体験談が投稿されており、2023年度は488名の合格体験談が投稿されています。合格者数の実績は十分あると断言してよいでしょう。

合格者の声を元に、2023年度の合格者数を集計しました。ちなみに簿記と財務など複数の資格を同年度に取得している人もいますが、その場合はそれぞれの資格を1人分と計算しています。

簿記論財務諸表論法人税法消費税法相続税法国税
合格者数241人401人11人9人6人9人
合格者数は合格者の声から計算(データ参照元:https://studying.jp/zeirishi/monitor.html)

スタディングの公式サイトには受講して合格した人からの投稿が多く寄せられていました。

スタディングで科目合格した人の声

スタディングで科目合格した人の声

スタディングの公式サイト以外でも税理士講座を受講して合格した人たちからの投稿を見ることができます。ここではX(旧Twitter)にポストした人たちの投稿を紹介しましょう。

紹介した2人の投稿者はともに簿記論と財務諸表論に合格しています。1年間で複数の税理士資格を取得できるというのは、スタディングの税理士講座だけでも十分合格できるだけの知識を学べるという何よりの証拠です。特に1人目の投稿者はYouTubeの投稿をしながら勉強していたのが途中からYouTubeの投稿をストップするほど勉強にのめりこんでいます。

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スタディングで税理士には受からないと思われる理由

スタディングで税理士には受からないと思われる理由

スタディングの公式サイトには2023年度だけで480名以上の合格者の口コミが投稿され、さらに別サイトでも合格者の声を確認できることから、スタディングの税理士講座は十分資格を取得できる内容になっていることは明らかです。

にもかかわらず、なぜ受からないという口コミが投稿されているのでしょうか。その理由を検証してみることにしましょう。

【理由①】対応していない科目がある

スタディングの税理士講座は合格者の声を見ても分かる通り、6つの資格に対しての口座を設けています。しかし税理士資格は上記6つだけではありません。

スタディングの税理士講座は税理士資格のなかでも特に受講者が多い科目に限定されており、それ以外の科目には対応していません。スタディングの税理士講座が設けられていない科目は以下の5つです。

  • 酒税法
  • 所得税法
  • 住民税
  • 事業税
  • 固定資産

講座がない科目だとスタディングの税理士講座ではそもそも勉強ができないので、受からないという声が出るのは致し方ありません。

【理由②】基本は電子版のテキストのみ

スタディングの税理士講座が受からないといった投稿がされている理由のひとつに、テキストが電子版しかなく、紙のテキストが無かったからというものがあります。スタディングの税理士講座はWEB版のテキストで学ぶことを前提にしているので、紙のテキストは用意されていません。

紙のテキストによる勉強に慣れている人は、電子版のテキストを用いた勉強法になかなか馴染めないといった弊害が生じてしまう可能性があります。

実はオプションになりますが、冊子版のテキストが販売されています。

【理由③】通学しないためモチベーション維持が難しい

スタディングの税理士講座は通信教育です。したがって、自分で合格までのスケジュールを立て、自分で勉強時間を確保して学ばなければなりません。スクール形式の学び方とは異なり、一緒に頑張る仲間を作ることは難しいためモチベーションを自分自身で保たなければなりません。

税理士の資格を取得するためには1年間勉強する必要がありますが、自分1人だけで1年間勉強のモチベーションを維持することは並大抵ではなく、心が折れてしまった人たちが一定数受からないといった評価をしています。

【理由④】講師に質問ができない

スタディングの税理士講座は通信講座であるため、あらかじめ用意されている講義ビデオを視聴して勉強することになります。そのため、疑問点に感じたことをその場で講師に質問できません。

疑問点をその場で質問できないことをスタディングの税理士講座では受からない理由にしている人たちからの投稿がなされていることは事実です。

しかし、全く質問できないわけではありません。

スタディングでは「Q&Aチケット」という直接質問できるチケットがあり、利用することで疑問点を聞くことができます。

【理由⑤】スタディングの教材だけではアウトプットが足りない可能性

スタディングの税理士講座では演習問題が少なく、アウトプットする機会が少ないため資格を取得できないといった口コミも見られました。試験に合格するには問題をひたすら解きまくる事が有効であることは間違いありません。

しかしスタディングの講義は頻繁に出題される所だけをピンポイントで学ぶスタイルです。範囲全体を学ぶのではなく、必要な部分だけを学習するので、スタディングの講義内容を完璧に理解していれば十分資格を取得するだけの知識は身についています。

【理由⑥】実績が少ない

実績が少ないためスタディングの税理士講座では税理士の資格を取得できないといった口コミも投稿されていました。しかしこの口コミに関しては間違った認識だと断言できます。

スタディングの税理士講座がスタートしたのは2015年です。確かに税理士講座を解説している企業の中では歴史は浅いと言わざるを得ません。

しかし2023年だけを見ても少なくとも480名以上の合格者を輩出しています。

毎年確かな実績を残しているスタディングの税理士講座に対して、実績が少ないというのは明らかに見当違いです。

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スタディングで税理士資格の取得をおすすめする人

スタディングで税理士資格の取得をおすすめする人

ここまで解説したスタディングの優れている点や受からないと言われている点を踏まえてスタディングの税理士資格を取得することをおすすめする人を紹介します。

基礎固めをしたい人

スタディングの税理士講座は要点だけまとめてピンポイントで学べるような講義内容になっています。したがって、税理士資格について一切知識を持っていない人におすすめの税理士講座です。税理士資格を取得するためには膨大な量の知識を身につけなければなりません。

通常の講義のように範囲を網羅的に学ぶような教え方だと、初めて学ぶ人はモチベーションを維持しづらいです。

しかし要点だけを学べるスタディングであれば、効率よく税理士資格の基礎知識を学べます。

中長期的に取得を目指したい人

スタディングの税理士講座は中長期的に時間をかけて資格の取得を目指したい人におすすめです。スタディングで勉強する場合、1回の講義にかける時間はそれほど多くはありません。

毎日コツコツ少なくとも1年近くの時間をかけて資格取得までの知識を身につけていくことになります。

短期間で税理士資格を取得したいと考えているのであれば、スタディングのカリキュラムには適していないので、スクール型の講座を選択しましょう。

出来るだけ安価で合格を目指したい人

極力資格取得までの費用をかけたくないという人にもスタディングの税理士講座はおすすめです。税理士講座は受講する会社によってはトータルの受講料が100万円を超える場合もあります。

一方スタディングだと簿財2科目・法人税法・相続税法・消費税法すべて合算しても30万円を切ります。

最も高額な講座と比べると70万円 も安い価格で税理士資格を取得できる知識を得られるコストパフォーマンスはこの上なく魅力的です。

時間がなくまとめて勉強できない社会人の人

普段仕事が忙しくてまとまった勉強時間を確保できない社会人にもスタディングの税理士講座はおすすめです。社会人の人が資格の勉強をするには休日にまとめて勉強するか、スキマ時間で勉強するしかありません。

そして取得が難しいといわれている資格ほどスキマ時間にどれだけ勉強できるかが重要になります。スタディングの税理士講座はスマホやタブレットがあれば勉強できるうえに、1回1回の講義時間が短いなど、スキマ時間に効率よく勉強できるような配慮がなされています。

普段忙しい人でもスタディングならば着実に勉強できます。

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スタディングで税理士資格の取得に向かない人

スタディングで税理士資格の取得に向かない人

スタディングの税理士講座は非常に優れた教材ですが、全ての人に適しているというわけではありません。スタディングの税理士講座をあまりおすすめできないのは以下の5つの特徴に該当する人たちです。

スタディングで税理士資格の取得に向かない人
  • 通学してみっちり勉強したい人
  • 自分ではモチベーション維持が難しい人
  • 自習室を使いたい人
  • 短期間で合格したい人
  • そもそも勉強の仕方がわからない人

スタディングの税理士講座は通信教育であり、受講者自身が自分でスケジュールを組んで勉強する事が前提になっています。したがって率先して勉強できない人にはあまりおすすめできません。

学校に通って同じゴールを目指している仲間と一緒に勉強する方が自分に向いていると考えている人は、スクール型の税理士講座を受講した方がストレスなく学ぶことができるでしょう。また、1年間しっかり学んで資格を取得することを想定したカリキュラムなので、短期間で税理士資格を取りたい人にも不向きです。

スタディングの賢い活用方法

スタディングの賢い活用方法

スタディングは普通に受講を進めていくだけでも税理士資格を取得するだけの知識を得られますが、工夫することでより効率よく学ぶことができます。

ここではスタディングの賢い活用法をいくつか紹介するので、勉強する際に導入してみてください。

まず会計2科目をスタディングで合格

合格者の合格した科目を見ると、簿記論と財務諸表論が突出して多くなっています。なぜこの2つが突出して多いのかというと、この2つの科目は税理士として働くうえで必須科目となっているからです。したがって将来税理士として活躍したいと考えているのであれば、まずはこの会計2科目をスタディングで合格することを目指しましょう。

会計2科目の勉強を進めていけば、ほかの科目もどのような勉強をすれば良いかがある程度分かってくるので、合格しやすくなります。

市販の教材で記述のアウトプット量を増やす

スタディングの税理士講座には演習問題があまり用意されていない事は事実です。合格者のコメントを見るとスタディングの税理士講座を隅々まで勉強するだけで資格を取得できます。

しかしそれだけでは不安に感じてしまうという人はアウトプット用の教材を書店などで購入しましょう。

演習問題集を別に購入したとしても、他の税理士講座よりも遥かに安価で学ぶことができます。

理論暗記ツールを最大限活用する

初学者ですが、大手予備校への通学なしで簿記論・財務諸表論・消費税法の3科目を同時合格することができました。

スタディングの、特に理論暗記ツール・マイノート機能がありがたかったです。
理論暗記ツールの文言をマイノートにコピーし、全文を赤塗りにして暗記に励むことで、通勤時間やお昼などの隙間時間を有効活用することができました。

引用:スタディング公式(合格者の声)

上で紹介した合格者は、スタディングの理論暗記ツールが非常に役立ったと高く評価しています。理論暗記ツールとは資格を取得するうえで特に重要といわれている理論が整理されている電子テキストです。

要点がまとめられているだけではなく、覚えなければならない単語やフレーズを赤枠で塗りつぶしているため普段は見えません。したがって、理論暗記ツールを使って単語を記憶できているかをすぐにチェックできます。

投稿者は理論暗記ツールでまとめられているテキストをマイノートにコピーして全文を赤く塗りつぶし、より理解度を深める工夫をしています。

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【まとめ】スタディングはある程度簿記の知識がある人におすすめ

【まとめ】スタディングはある程度簿記の知識がある人におすすめ

スタディングの税理士講座は要点だけをコンパクトにまとめており、非常に効率よく学べるツールであることは間違いありません。

簿記に関して基礎的な知識がある人ならば途中で詰まることなくスムーズに自分のペースで学習を進めていけるため非常におすすめです。

無料で体験学習を受講できるので、まずは無料体験を受講して自分に合っているかどうかを判断すると良いでしょう。

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